ミニビオの仕組み

白パンダ

2006年12月27日 23:58

11/18から一ヶ月以上経った水槽のミニビオ、屋外のミニビオとともにとても順調です。
今回、子供がミニビオを作ったときに教えてもらったミニビオトープの仕組みを整理しておきます。

ヌマエビ

枯れ草や苔を食べてくれます。エサをほとんどあげないので、エビモの葉っぱはほとんど食い尽くされて、茎だけになってしまいました。


抜け殻もあったりして、ちゃんと成長しているんですね。ヌマエビは泳ぐ姿がなんともいえない。見とれてしまいます。

ヒメタニシ

水槽を掃除してくれるので、水を替えなくてもいまだに苔はまったくありません。

メダカ
最初に一匹ずつ死んでしまったが、弱っていて環境の変化に馴染めなかったのかも。それ以降はみんな大丈夫で、絶滅危惧Ⅱ類だけど結構たくましい。

シジミ
水中の有機物を食べて、水の浄化をしてくれる。砂の中にもぐったままなので、一度も見ることはありませんが、見えないところでしっかり頑張ってくれているのでしょう。


ミニビオの仕組みメモ

ちゃんと勉強してきたようで、感心です。



隙間にバクテリアが繁殖する。あまり厚くすると浄化ができずに下のほうが臭くなってくるらしい。1cmくらいがいいようです。

水草
水に酸素を供給し浄化する。飾りではなく水槽の環境を安定した状態に維持する重要な役割をもちます。あと、メダカの産卵場所としても必要です。
 キクモ:ゴマノハグサ科、抽水植物、根を張り砂の中に酸素を供給する
 マツモ:マツモ科、沈水植物、根は張らない
 サンショウモ:サンショウモ科、浮遊シダ植物、絶滅危惧II類(VU)
 エビモ:ヒルムシロ科、沈水植物


この専門家コーディネイトのミニビオは、手間要らずとは聞いていましたが、ほったらかしにしておいても、苔も生えずにきれいなままです。
いつまで掃除要らずかはわかりませんが、生き物や汚れが苦手な奥さんも、今はすっかり気にならなくなり、認知(黙認?)されたようです。

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