雨水物語①

白パンダ

2005年11月14日 21:18

自然に立ち向かう

むかし、雨は地面にしみて、しみなくなったら土の水路から川に流れていきました。
草で覆われた川は、地形に合わせて蛇行し、ゆっくりと流れていました。

それでも、ときおり川は氾濫し、人は考えました。
たくさんの水を流すことができるように・・・。

  川を広くするには土地がいる
  コンクリートで覆って流れを早くしよう
  そうすれば幅を変えずにたくさんの水を流すことができる

  曲がったところで川は氾濫する
  それなら真っ直ぐにしよう

こうして人は、川をコンクリートで覆い、流れを変え、自然に立ち向かうことを選択しました。









          つづく

関連記事