雨水物語②

白パンダ

2005年11月16日 00:41

都市化の流れの中で

人は川の形を変え、自然に立ち向かうことを選択しました。
それとは別に、人は便利な生活を追い求め、町はどんどん開発されました。

  でこぼこ道はアスファルトに
  田んぼは宅地に
  建物の周りはコンクリートだらけに

  雨は地面にしみ込まず
  地下では下水管からも川に水を流します

こうして、大雨は一気に川に流れ込み、コンクリートで覆って真っ直ぐにした川は、やはり悲鳴をあげて溢れました。


自然に従う

雨は速やかに川へ流すことが最善だと考えてきたこと。
コンクリートで覆って、真っ直ぐな川を造り続けてきたこと。

人は選択した方法が間違っていたことに気づきました。
そして今、人は自然に立ち向かうのではなく、自然に従い共存する方向を考えます。

                                 つづく

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