雨水物語②
都市化の流れの中で
人は川の形を変え、自然に立ち向かうことを選択しました。
それとは別に、人は便利な生活を追い求め、町はどんどん開発されました。
でこぼこ道はアスファルトに
田んぼは宅地に
建物の周りはコンクリートだらけに
雨は地面にしみ込まず
地下では下水管からも川に水を流します
こうして、大雨は一気に川に流れ込み、コンクリートで覆って真っ直ぐにした川は、やはり悲鳴をあげて溢れました。
自然に従う
雨は速やかに川へ流すことが最善だと考えてきたこと。
コンクリートで覆って、真っ直ぐな川を造り続けてきたこと。
人は選択した方法が間違っていたことに気づきました。
そして今、人は自然に立ち向かうのではなく、自然に従い共存する方向を考えます。
つづく
関連記事