防災対策と「ぼっとん便所」

白パンダ

2006年04月13日 12:29

母屋には、いまだに「ぼっとん便所」があります。田舎には普通にあった、家とは別になった便所です。

真意のほどは分かりませんが、火事で家が焼けても、便所さえ残ればその家はまた立ち直るらしく、昔は家から離して造ったのだそうです。

そのためか、じいちゃん、ばあちゃんは、母屋の中に水洗トイレを造った後でも、このトイレはそのまま残しました。


「壊せばいいのに!」と思っていたこの「ぼっとん便所」、あるだけで防災対策だと気がつきました!(遅いか?)

以前、「震度7の真上にいた人間として、どうしても伝えたいことがあります」というホームページを見つけ(12/8の記事)、震災で一番切実だったのが水洗トイレの水だと知りました。
それで、「雨水を災害用にも溜めておこう」と思ったのでした。

雨水タンクは、今だに発展途中ですが、トイレの水に関しては、ひとまず「ぼっとん便所」があれば大丈夫です。
なぜ今まで気がつかなかった?不思議です。

ぼっとん便所を壊さなかったじいちゃん、ばあちゃんに感謝です。
くさいけど・・・

ちなみに、簡易トイレを準備するなら、と思っていたのはコレでした。


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ゼリー状に固まりニオイを残さない。
スカート、バスタオル等で隠せる。
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使用後は可燃ゴミとして処分できる。

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