雅楽演奏を終えて

白パンダ

2006年11月24日 00:34

新嘗祭(11/23)

気がつけば冬の気配を感じるようになった今日、地元の神社にて新嘗祭(にいなめさい)が行われました。
新嘗祭は、その年の収穫を感謝する祭儀で、今回も雅楽奏者として参列してきました。

参道に舞い落ちる落ち葉を踏みしめ、いざ本殿の中へ

今回は、演奏中に他の音を気にする余裕も少しでき、多少客観的に演奏を聴くことができました。

合わないところや音がずれたりするところもありますが、地元の若い衆による生演奏、きっと参列者の方々もあたたかい目で見守ってくれているのでしょう。
大成功とはいえませんが、今回も無事お役目を果たすことができました。



今日もらったこの写真は、前回の演奏後に撮影してもらったものです。
シロート集団でも、正式な衣装を着るとそれなりに見えますね。

この雅楽演奏、宮司さんはあくまでも生演奏にこだわり続けています。そして、練習のときにはこの土地の古くからの言い伝えや習わしを、私たちに伝えます。
決してただのお喋り好きな宮司さんではなく、この土地を愛してもらおうと思っているのでしょう。

そんなこんなで、任期終了まであと2回(たぶん)

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