笙のCDを聴く
雅楽演奏の前は、笙の勉強も兼ねていつも車の中でCDを聴いています。
そのおかげで、だいぶ笙の吹き方のイメージが出来るようになってきたようです。
でも次回の演奏は半年後、このイメージはきっと忘れていることでしょう。なので、忘れる前に記録しておきます。
指がつりまくっていた最初のころとは違い、今ではこんなに自然な指づかいになりました。
越天楽のすべて
このCDは、越天楽演奏のための教本として聞いています。
今回聴いたら、以前には分からなかった笙の吹き方、役割が
よく分かりました。
以前にも書いたけど笙は伴奏。
笛がきちんと息継ぎができるように、その間笙は頑張って
吹くのです。
♪笛の人たち、息継ぎしてね~(ここが笙の見せ場だぁ)
♪そろそろいいですかぁ~(私、辛くなってきましたぁ~)
♪ではどうぞ~(ふわっと笙の音を消す)
って感じです。
雅楽(天・地・空~千年の悠雅~):東儀秀樹
上の「越天楽のすべて」では基本に忠実な笙が聴けますが、
このCDの越天楽では、やっぱり技が入っています。
ここでの笙は、本来の和音に混じって少し別の音を重ねて、
笛を導いているような感じがする。
東儀さんの雅楽を聴くならこのCDですが、車の中でこのCDを
流しているとちょっと異様かな。
TOGISM 2:東儀秀樹
このCDには次のような曲が入っています。
1. セリメの風(TOGISM・ヴァージョン)
2. 生きてきたぼくたちへ(TOGISM・ヴァージョン)
3. Winds of Galaxy
4. ヘイ・ジュード|イエスタデイ
5. New ASIA(2000・リミックス・ヴァージョン)
6. ふるさと
これを聴くと東儀さんの笙が繰り広げる世界を感じる
ことができます。
雅楽の練習時期以外で聴くのはこのCD。
「ヘイ・ジュード」
笙の音が織り成す空間にとけていきそうです。
「イエスタデイ」
忘れかけていた切ない思いがこみ上げてきます。
もう既に、半年後が待ち遠しい。
関連記事