松葉ぼたん
我が家に咲いている花たち、夏の花その⑤
松葉ぼたん
スベリヒユ科スベリヒユ属
ブラジル原産の園芸種
葉がマツのように細く肉厚で、花が美しいから松葉牡丹。
赤い花だと、ぼたんのイメージが湧いて憶えやすいですね。
赤が多いですが、黄色も咲いていました。
乾燥に強く、簡単に挿し木で簡単に増えていくのだそうです。
うちには鉢植えもありましたが、土がカラカラに乾いていても
花は普通に咲いています。
ピンクもありました。
この花、調べてみると密かに頑張っている植物なのでした。
松葉ぼたんは、
夜に葉の気孔を開いて二酸化炭素を吸収するCAM植物である。
ん、CAM植物?なんだろう?
CAM植物とは
植物は、真夏には十分に日光を得ることができる。
多くの植物は午前中は光合成できるが、
反面午後は水不足で光合成ができなくなる。
このため、水分を失う事の少ない夜間に二酸化炭素を吸収し、
昼間は気孔を開かずに光合成する植物。
これがCAM植物である。
こちらで調べました。
岡山理科大学の植物生態研究室(波田研)のホームページ
CAM植物より
この松葉ぼたん、これまでの私の印象では、
「乾燥に強いし、丈夫で踏まれても平気」でした。
しかし、この花も頑張って環境に適応していることを知り、
踏み石の横でちょこんと咲いている松葉ぼたんを見ると、
そっ~と避けて歩くようになりました。
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