ナチュログ管理画面 エコロジーライフ エコロジーライフ 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
CASIOウォッチ特集 防災特集
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
オーナーへメッセージ

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2005年11月26日

笙は我流で吹きます。

笙の吹き方を考えました。要するに我流です。
この短い期間でなんとか形にする方法、私にはこれしかありません。
宮司さん、どうか見逃してください。

我流その一:指の押さえ方

笙を吹くのに、右手は2本(親指と人差し指)、左手は4本(親指から薬指まで)使います。

この右手が巧くいかない。で、少し試してみました。
右手2本の指の位置を変えたとき、変えないとき、聴き比べました。
分かりません。私にはまったく分かりません。

結論、右手は捨てます。固定です。

そうすると、左手の人差し指と中指の2本はもともと固定なので、結局動かすのは左手の親指と薬指の2本だけ。
指2本とそれぞれが受け持つ3箇所の穴、この組み合わせだけです。
やったぁー、完璧?です。

我流その二:吹き方

笙は、一小節ごとに「吹いてー 吸ってー 吹いてー・・・・」と深呼吸のように吹きます
一小節のはじめの方はほとんど聞こえないくらい小さく、そしてだんだん大きくしていって、最後の方で大きく息を吐き切る(吸いきる)のです。

とくに最後の方は、笛は息継ぎのために鳴ってないので、ここで笙が鳴っていないと、笛の人がちゃんと息継ぎできずに乱れてしまう。
なので最後の息切れは許されません。

そしてこの深呼吸のような吹き方、特に吸う時が難しい。
息を吐き切っちゃったので、早く息を吸いたいのに、少しずつしか吸ってはいけない。
吐くのは我慢できるけど、吸うのって我慢が難しい。
でも、ちょっとでもたくさん息を吸うと大きな音がでるし、最後の「ビャワィ~」まで息がもたない。

で、あみ出しました。

一小節のはじめの方はほとんど聞こえないように吹くので、このときに内緒で息継ぎしちゃえー
そしてずっと吹くのだけにする。う~ん、完璧?です。

夜の合同練習では

これらのちょとした(ちょっとなのか?)インチキ、宮司さんにはバレてると思いますが、まぁ黙認ってとこですね、きっと。

そして合同練習では・・・・

 まず一人の笛の音から始まります。

 そして二人目の笛が重なる。

 三小節目、笙と笛がさらに重なり、社務所の中に漂います。

 これらの微妙な音色は、時折鳴り響く太鼓の音とともに

 社務所の空間を越え、秋の夜空に広がっていきます。

 私はその空間に身をゆだねかのように、笙を奏で・・・・・

 そしてインチキに少し心を痛めるのです。



でも、この長い文章、暗いトンネルを抜け出した余裕ですね。
気にしていただいた皆さん、どうもありがとう。  


Posted by 白パンダ at 17:57Comments(4)雅楽