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2007年06月22日

ヤゴとホウネンエビ

子供が学校からもらってきたヤゴ。
ヤゴとホウネンエビ

羽化の瞬間を見たくて朝夕子供と見守っていましたが、
数日経ってもなかなか木に登らず、少し気を緩めてしまった。
ヤゴとホウネンエビ

そしたら、まるでその時を待っていたかのように、抜け殻だけが・・・
ヤゴとホウネンエビ

トンボもセミも、いまだに羽化の瞬間って見たことがない。
この背中の裂け目から出てくるところ、見たかったなぁ。


それと、この前捕まえてきたホウネンエビ
見つめられたようだった。卵を抱えていた。
ヤゴとホウネンエビ

でも昨日死んでしまいました。

ほんとうなら、この卵を産んで使命をまっとうするはずだったのを、
産む前に死なせてしまった。
子供も複雑な思いを感じているようです。

「捕まえてきたから産めなかったんだよね」
「あのまま田んぼにいれば卵を産んだのだろうに・・・」
「でも農薬をまくよね。そしたら、親も卵も死ぬんじゃない?」

「自然の中にいたって外敵だらけで、強いものに食われるし、
自分たちも毎日生き物を食べて生きているよね」

「タモで捕まえてくるくらいで生態系に影響はないだろうから、
こうして生き物に興味をもって観察するのもいいのでは?」

「こういう生き物が、いつまでもいる自然を大切にしよう」
「でもそれって、生き物を捕まえるために自然を守るっていうこと?」

興味があるから捕まえてきた これ本心
この自然をいつまでも残したい これも本心

「ただ楽しむのではなく、肌で感じて、身をもって体験して、
少しずつ勉強して知識を増やしていこう」

偽善かもしれないけど これが今の私の答え

追記
あらためて読み返したら、おもいっきり偽善だったな。
エビ一匹で感傷的になっていたら、何にもできない。
極端な話、生きてもいけない。

家にあるミニビオトープでも、メダカがオイカワの稚魚に
食われているし、スジエビも共食いして減っている。
これは食物連鎖だとしても、自分は桜エビのふりかけは
好きだし、食べ物をまったく残さず食べているかというと、
そうでもない。

カブトムシもクワガタムシも飼っていれば死ぬし、
小さな空間に閉じ込めている。

生き物が目の前で死んでも何も思わないのは考えものだとは
思うけど、感傷的になって口(文字)にするのは偽善以外の
なにものでもない。

情けなかったと思いつつ、こんなことを思ったということで、
最初の記事とともに残しておこう。


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この記事へのコメント
こんばんは。
 いや~私も生物を飼うことが好きな人間として避けて通れぬ問題ですね。
 私も偉そうに”研究してるんだ”なんてはいえなくて。
 それでも、ありのままの自然状態を観察するというのも大切なんですが飼ってみて初めて分かることも有るし。
 飼っていれば必ず自然の中に子孫を残せぬまま死んでしまうし。
 大昔から人間は身近な生物を飼って、利用できるものは利用したり、ペットとして愛情を注いだり、身近な自然の謎に触れたりしてきたのですが、その延長を今も続けているのかも知れませんね。
 見方を変えれば生物の虐待とも見えるのですが、悲しい人のサガみたいなものでしょうか。

 ホウネンエビ、幾つかの田んぼを探しましたが今年も見られませんでした。
Posted by release-windknot at 2007年06月23日 00:10
release-windknotさん こんばんは
ホウネンエビは、動きや形が不思議で、時間が経つのも忘れて眺めていたもんだから、ついつい感情移入をしすぎたようです。
後半の記事は消そうかとも思いましたが、このようなコメントをいただけてよかったです。私はもっと勉強しないといけませんね。
Posted by 白パンダ at 2007年06月23日 00:59
こんばんわ 窯元です。
タキンギョ ダメでしたか。やはり。
というのも 私も あのあまりの可愛さに、捕まえて飼ったことがありましたが、すぐにダメになりました。

その度に切ない思いをしました。偽善とかいうことも分かりますが、でもそういう過程を知っているかか知らないかで、後々大きく変わるように思います。私の経験ですが・・・・
Posted by 窯元 at 2007年06月23日 20:18
こんばんは

生態系や地球環境を考えると、ホウネンエビさんには、かわいそうなことをしたかもしれませんが、それらを守っていく使命のある我々や子供たちが学んだことは大きいと思います。
Posted by (^^♪ at 2007年06月24日 20:10
窯元さん こんばんは
最近、生き物をいろいろ捕まえてくるようになって、慣れていないものだからうまく飼えないことも多々あって・・・
だからといって、飼うのをやめるのは前向きじゃない気がするので、これからも飼おうとすると、極端に悲しむのは偽善なのかと思ったのです。
何が正しいのか、やっぱりよくわかりません。でも、ここでやめるのは間違っていますよね。
Posted by 白パンダ at 2007年06月24日 23:33
(^^♪やっちゃん こんばんは
子供達には、生き物に触れて、その思い出をしっかり持って大きくなってほしいです。なので、死んだとしてもあまりしんみりしない方がいいのかな、なんて思ったりもしました。一番大切なのは、学ぶことですね。
Posted by 白パンダ at 2007年06月24日 23:37
>興味があるから捕まえてきた これ本心
>この自然をいつまでも残したい これも本心

う~ん、複雑な心境よく分かります。
多分、自然保護運動を真剣にやっている人たちも、多かれ少なかれ最初は偽善から入ったと思われます。

ヤゴの羽化に立ち会えれず残念でしたね!
Posted by Chum88 at 2007年06月25日 23:17
Chum88さん こんにちは
なんだか妙に考えてしまいました。でも、子供はさっぱりしたもので、どうということなく普通に観察しています。興味を持ち続けることが一番大切なことなのかもしれません。

ヤゴは非常に残念でした。あと一日気を緩めなければ・・・
Posted by 白パンダ at 2007年06月26日 12:32
こんばんは。

モで見ていました。

白パンダさんのお父さんの顔としてはすごく見習うべきところだといつも思っております。
こうやって考えるのもすべて含めてでいいお父さんだなぁと思いますよ。

小パンダさんたちがそれを受け継いでくれるのもうれしいですし。
Posted by 牛とろば at 2007年06月26日 19:08
牛とろばさん こんばんは
正しいのか間違っているのか、いいことなのか悪いことなのか、親として一本筋を通したいのですが、こうやって考えててもいいですか。
確かに、何も飼わなければ考えることもしなかったですね。
Posted by 白パンダ at 2007年06月27日 00:14
こんばんは^^
生き物と接するといろいろ考えてしまいますよね。
その時々で感じたことや思ったことをブログの書くことは問題ないと思いますよ。
わたしも以前ふくろうのことを書いて、でもその後自分がとても居心地が悪くなりました。
自分の気持ちの揺らぎを書き留めて置くことに意義があると思ったのですが、それに周囲を巻き込んだことが申し訳なかったかなあと。
偽善うんぬんより、白パンダさんがお子さんといろいろ考えた過程が大切だったと思います。
命には必ず限りがありますので、飼育することで永らえる場合もあるし命を落とすこともあります。
大切に思う気持ちがあるから悲しむのです。
それでいいと思います。
Posted by harry at 2007年06月28日 21:53
harryさん こんにちは
そう、まさに居心地の悪さです。ふくろうの記事のときは、私も少し考えさせられましたが、気に留めておくことが必要なんだと教えられました。

悲しいなら悲しい、悪いと思ったら悪い。偽善だからと結論づけて関わるのをためらうより、考えながら続ける。それでいいんですね。どうもありがとう。
Posted by 白パンダ at 2007年06月29日 12:38
こんばんは ご無沙汰しております
恥ずかしながら帰ってまいりました^^;

この記事の追記を読まして頂いて私も同じようなことを思っていた事があったのを思い出しました。

私の場合ですが、子供に説教をするときに自分の事は棚に上げないと話が前に進みません。なぜならけして人の模範になるような少年ではなかったからです。

これも、もしかしたら同じではないかと思います。万事についてですが、偽善とは判っていてもしなくてはいけないときがあるのではないか、時には自ら悪役になってでも関わっていかないといけない事があるのではないかと思っとります。

何の為かといえばこの世に生を受けたからには子孫に何がしかは渡さないといけないという気がしているからです。


ん~、少しピントがボケたでしょうか^^

いつか、これを読んで頂けたら幸いです。
Posted by bbfalcobbfalco at 2010年04月20日 23:21
bbfalcoさん お久しぶりです。
コメントありがとうございます。それに「いつか読んで・・・・」とお気遣いまでいただきまして恐縮です。しっかり2週間ほど経ってしまいました。

ビオトープの会の活動、ミニビオトープなど今もずっと続けています。

興味を持ち続けること、考えるのではなく経験すること、次の世代に繋げていくこと、を今は大切にしています。ずっと続けていくために、ビオトープの会でも、子供たちのためだけに活動するのではなく、自分が楽しむことも忘れないようにしながら。

なにより嬉しいのは、甘えん坊の一番下の子が、ビオトープの会では、私が見ていないところでも、大人に中に交じって彼なりに行動し、可愛がっていただいているようなのです。
私自身、よその子の面倒を見るより、もっと自分の子のためだけに時間を使うべきかとも思ったりしましたが、一緒に活動していることで十分なのかとも思います。

この記事のときから、変わっていないような、ずいぶん変わったような、文字にして久しぶりに気持ちの整理をした気分です。
コメントいただき、ありがとうございました。
Posted by 白パンダ at 2010年05月06日 00:04
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